暗室のメーリングリスト
「貴方のPCはウィルスに感染していませんか?」
今日、メールボックスを覗いたらこんなメールが大量に届いていた。
いずれも○○○@s-door.netというアドレスに送られて来たメールで、私がWeb連載で利用しているアドレスに配信されていた。
どうやら上のメールアドレスそのものが、返信に使われたアドレスを雪だるま式にどんどん吸収していくメーリングリストになっていくようだ。上の他にも「TEST」やら何やら、誰かが返信する度に、その内容が不特定多数のグループに一斉同報配信されている模様だ。
中にはこの事情を敏感に察知した人もいるようで「これはどうもメーリングリストになっているようなので、返信しない方がいいですよ」といったメールも投稿している。しかし、しばらく経つと、それを読み飛ばした(あるいは信頼していない)誰かから苦情のメールが届く。
どのくらい大きいのか、何人入っているのかわからない真っ暗な密室に閉じ込められ、中の何人かが数分おきに誰がドアを占めたのかと言いあっている姿を想像してしまった。
密室の1人は、s-door.netが台湾の住所で登録されているドメインであることを突き止めて、メールを流した。
でも、それらしき関係者のメールは来ない(TEST MAILというのがそうだろうか?)
仕事が一段落したら、同ドメインの管理者に事情を伝えるメールを送ろうと思う
(もし、その人がメーリングリストをつくったのだとしたら、ロボットによってあきらかに不正なメールアドレス収集をしているし、許せないところだが...)
悩むのはそうしたことをメーリングリストの皆に伝えるべきか、そっとしておくべきか...
たぶん、後者だろう