ユビキタス・アプライアンスの種

午前中、渋谷で取材をした後、少し気分をリフレッシュして、仕事の遅れを一気に取り戻そうと、都内を見下ろせる某会員制シェアスペースに仕事をしにきた。ここにくると、意外な人と遭遇する機会が多い。私が非常にお世話になっているメーカーの取締役と広報部長の方に遭遇したこともある。

今日は、アナログ時計が貼られた個性の強いThinkPadがいきなり目に飛び込んできた。持ち主を見ると、ユビキタスマン、ことヒマナイヌの川井拓也さんだった。
 なんでも同じフロアで新しい通信会社の設立発表会とその展示が行われている、という。

松下電器産業、加賀電子、他からモバイルエンタテイメント、東洋アイティーホールディングスほかが出資するCyber Space Communications(CSC)という会社だった。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2005年05月10日 | Permalink

違法コピー・マーケティング

CNet Japanに、驚く見出しの記事が出ていた

マイクロソフト、米でWinXP Proの違法コピー利用者に正規版を提供[CNet Japan]

よく読むと(当然ながら)、知らず知らずのうちに違法コピーになってしまっているユーザーが対象の実験的キャンペーンのようだ。
 自分のライセンスが偽造され使われているユーザーが、ちゃんとWindows XP Proを購入したことを証明することで、無償でWindows XP Proを受け取れるという内容で、とてもありがたいが、その見出しの大胆な響きに反して真っ当な内容だった。

しかし、実は十数年前、この記事タイトルから想像されるような大胆不敵なマーケティングを行った会社があった。「dynodex」というシステム手帳のリフィル印刷ソフトを出していた米国Portofolio Systemsという会社だ。もはや、手元に資料もないので、記憶だけで書く。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2005年05月09日 | Permalink

Mr.ヤカモトを探して

なんか、久々のBLOG更新なのにコアなMacネタが続いてしまったので、もう1つ、まったく違う毛色のエントリーを...(仕事からの逃避かも...)

実はSeeSaa blogというblogサービスの音声読み上げ機能が楽しくてnobismというblogをかなり前に立ち上げた。

最初はここのエントリーをそのまま少しづつコピーしてみようかとも思ったが、とりあえず、この音声合成機能がどんなものなのか検証してみようと思って、悪ふざけのエントリーを書いてみた。
「山本日記」というタイトルの一連のシリーズがそれだ(三日坊主になるのを警戒した四日目のエントリーを書いたところで、止まっているのが痛々しい)。

SeeSaa Blogの音声合成は、実は夜な夜なSeeSaa社に山本さんという人が通ってblogの記事を読み上げているという前提で書いた日記。

「それにしても、なんで山本なの?」という質問が、友達の山本さんからくるだろうな、と思っていたら、やっぱり質問された。

実はこの架空の人物のために、最初に思いついた名前は山本ではない。

Mr.ヤカモトという名前にしようと思っていたのだ。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2005年05月08日 | Permalink

追記型アップデート vs 同期型アップデート

  1. Mac
nobilog2を開くたびに、前のエントリーが表示されるのが苦痛なので、仕事をしなければだけれど、もう1エントリー書くことにした
(どうやら、私は一息ついて、なかなか次の仕事に向けてエンジンがかからない時にBLOGを更新することが多いみたいだ)。

Mac OS X v10.4 'Tiger'についてだ。
ーーなお、Tigerと言えば、米CNBC放送のTVレポートがなかなか凄かったので、まだ見ていない人はぜひご覧あれ!(情報提供:drikin via iChat AV)。

雑誌などではつい派手な新機能ばかりを紹介してしまうが、さすがに200の新機能があるというだけあって、実は地味ながら役立つ機能も多い。

例えば、Safari 2.0の新機能「このページの内容をメールで送信」というメニュー。これはWebページを見たままの状態でメール送信する機能だ。相手が同じくTigerのMailを使っていないとちゃんと、表示されないかもしれないが、上のCNBCのニュースレポートも、この機能で友人に知らせた。
Mail001

あと、この記事のようなBLOGエントリーをWebページから入力しているときに、すごくうれしいのがフォーム入力でのUndo(取り消し)機能だ。1回だけでなく、かなり、前の入力までさかのぼることができる。

でも、このエントリーで取り上げたいのは、有料の.Mac会員でないと恩恵が受けられない「.Mac Sync」という機能で、これも使いだすとなかなかやめられない。

実はTiger発売の直前に、念願のPowerBook G4(15インチ)を手に入れたのだが、
その新PowerBookへの移行で、これがなんとも役に立ったのだ。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2005年05月08日 | Permalink

甘かった...(復旧したら即バックアップ)

  1. Mac
数ヶ月前にHDDがクラッシュしたという記事を書いた。
しかし、それ以来、忙しかったし、そのディスクのことを考えると憂鬱なので、そのHDDのことは極力忘れ、元気があるときに、ゆっくり、一歩一歩、復旧を進めて行こうと思った。
 数週間前、ちょっと余裕があった時に、Disk Warriorを購入した。
 でも、万が一だめだった場合、復旧作業が泥沼化(=時間や労力が大量にかかる)を考えて、すぐには復旧作業にとりかからずにいた。
 昨晩、ついに問題のHDDをiMacにつなげ、Disk Warriorをかけてみた。

問題のハードディスクのボリューム名(ディスクラベルの名前)が、久々にMacの画面に表示された。
そこから「Rebuild」というボタンをクリックして復旧作業を開始。
十数分ほど待っただろうか「外部記憶装置の接続を突然、解除した可能性があります」といった内容のFinderエラーが表示され、一瞬、冷や汗をかくが、その後、無事診断結果が表示され、「Preview」ボタンを押すと、クラッシュした直前のハードディスクが表示され、その後、別のボタンを押して復旧が完了した。

「なんだ、こんな簡単に済むんなら、もっと早くやればよかった」

だが、喜び勇んで、新しいマシンに一部のデーターをコピーしていたところ事件は起きた。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2005年05月08日 | Permalink