チャットログ、再び...



毎回、ブログに記事を投稿する度に「よし、これを機会に毎日続けよう。それがダメなら、せめて週に1回」と思う。しかし、それがそれがなかなか実行できない。

もっとも、「ブログの良さは、たまにしか更新しないでも、すぐに新着記事の有無が伝わること」というのが2003年来の私の持論−−これをイイワケに始めてすぐのときからマイペースの更新を続けてきました。

 たまに「ブログは毎日更新」とか「どうやって更新し続けるか」といった議論も目にしますが、それはSEOとか、アフィリエイトを気にすればの場合。そうしたことを気にしないのであれば、ノンビリでもいいんじゃないかと思います。

2003年来といえば、blogを始めてからの念願がついにかないました。
チャットログです。

nobilog1:2003年02月26日/(i)ChatLog!

こんなインタビューをしたこともありました:
https://nobi.com/nobilog/archives/000663.html
https://nobi.com/nobilog/archives/000669.html
https://nobi.com/nobilog/archives/000676.html
(関係ありませんが、DragThingは現在、次期バージョン用に、新しいスキンというか、テーマというかを募集しています。日本のデザイナーの方々、ぜひ協力してあげてください。今、Macのデスクトップの見た目を変えられ、かつ有意義というソフトというとDragThingは、今でもかなりいい線いっていると思います)。

話がそれてしまいました。
チャットですが、私の最近のコミュニケーション手段を振り返ると、量では相変わらず
電子メール>チャット/メッセンジャー
ですが、質はこの逆になっています。

チャットの中で、他の人と共有したい有益な話題が出てくることも少なくありません。
そうしたものをブログとして簡単に公開できたらいいのに...

そんなことを思っていたところ、友人のdrikinが、最近、「Skypeチャット」用プログラム「ドリオ」に、チャットのログを取って、HTML形式で書き出すTidlyLogというプラグインを出しました。
「ドリオ」メニューの「プラグインをインストール」から入手できます。

以下は、これを使って作者のdrikinをインタビューしてみたところ:

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月13日 | Permalink

今晩7時、ポッドアカデミーセミナー@Ginza

P1080286.JPG

バタバタしていた上に、ココログが2日以上にわたってダウンしていたために開催3時間半前、ギリギリでの告知となってしまいましたが、本日、Apple Store Ginzaにて行われる
キャスタリア主催「ポッドアカデミーセミナー第二回」でモデレーターをやらせていただきます。

ポッドアカデミーセミナー第二回

久留米大学助教授、元外務省中東2課長、元アフガニスタン公使の宮原信孝さん、
株式会社パブリッシングリンク、Timebook Townコンテンツ編成部担当部長の山崎隆広さん、
NHKインターナショナルの山本 博之さん
と業種もバックグラウンドもまったく異なる方々を交えて、Podcastを始めとする新しい時代のメディアが世の中をどう変えていくのか来場者の方々と一緒に考えていければと思っています。


開催日 2006 年12月7日(木)
開催場所 Apple Store Ginza 3Fシアター
東京都中央区銀座3-5-12サヱグサビル本館
» 会場
時間 19:00〜20:30
参加費 無料
お席に限りがございますので、ご希望の方はお早めにお越しください。
主催 キャスタリア株式会社

【出演者(予定)】
モデレータ: 林信行氏(ITジャーナリスト&コンサルタント)
パネリスト: 宮原信孝氏(久留米大学助教授、元外務省中東2課長、元アフガニスタン公使)
山崎隆広氏(株式会社パブリッシングリンク、Timebook Townコンテンツ編成部担当部長)
山本博之氏(NHKインターナショナル)
*出演者は変更する可能性があります。
福ノ上達也氏は、スケジュールの都合により出演できなくなりました。あしからずご了承ください。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月07日 | Permalink

アップルは、千載一遇のチャンスをどう生かす?

  1. Mac
仕事の遅れで待たせてしまっている方々には申し訳ないが、今日、久々に友達の松っちゃん(Matthew)とゆっくり話をした。
ベンチャーのアイディア、日本のベンチャー育成環境のこと、最近、アメリカ人の間で注目されているIT系サービスと日本人の間で注目されているIT系サービスの比較などなど....

この当たりの話題については、ここでは触れられないが、
アップル関連でもいくつかおもしろい話題が。

松ちゃんが読んだブログ記事「Information Architects」の「Get a Mac=日本版CM」への提案もおもしろい。
記事では日本人がダイレクトな比較広告などを嫌う、といった文化的背景を紹介しつつも、
現在の広告はつまらなく、Macの良さがうまく伝わりきっていないと指摘。

それよりはスティーブ・ジョブズが、Macをつくるときにタイポグラフィにこだわったといった背景もあるのだし、
Macの日本語画面表示の美しさなどを紹介した方がいいんじゃないか、といった内容:

PC: はじめまして。 私はPCです。
Mac: こんにちは。 僕はMacです。
PC: ほほー。ずいぶんと洒落たフォントをお使いですね。なんというフォントですか?
Mac: それほどでもないよ。これはゴシックというフォントだよ。
PC: そーでしたか。私たち、同じフォントを使っているのですね。
(以下、まだ続きます)

という日本語の台本も書いてあります。
実際、多くのWebデザイナーが、「自分の製作したWebページを人に見せる時、Macの方がきれいに見えるから」という理由でMacを使っているし、これはいいアイディアかも。

なお、記事はこの比較は直接的過ぎないか?と自問した後、
日本人はジョークとなるとタブーがないと、ハード・ゲイ・コメディアンのHGレイザーラモンさんなどを実例として紹介。

今日のMac話で、もう1つブログに書いておかなければと思ったのが、1月開催のMACWORLD EXPOの話題。
松ちゃん曰く、どこかで、今回のMACWORLDは、わざとビル・ゲイツが「Windows Vista」を大々的に紹介するであろう、CESの開催の直後に日付をぶつけたのだという。
MACWORLD EXPO

噂の真偽については、疑わしい部分もあるが、それでも最近、忘れかけていたあることを思い出した。

それはアップルにとって、今度の1月こそが、Windowsのマーケットシェアに追いつく千載一遇のチャンスだということ。iPod人気で、アップル社の商品全般に注目が集まり、米国では今年の春からMacBookが大ヒット。

 そこへきてマイクロソフトが、開発が遅れに遅れた「Vista」を発表するのと同じタイミングで、
もし「そっちもいいけれど、こっちのOSの方は、さらに2世代くらい進んでいるよ」とMac OS X "Leopard"を提示できたら....

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月01日 | Permalink

カイゼン × Bootstrap

3日遅れの話題ですが、時間がないときでも、ついつい見てしまうのが「NHKスペシャル」。11月26日放送の「トヨタ 世界一への条件〜グローバル企業の苦闘〜」もおもしろかった。

<p/> 車の出荷台数もGeneral Motorsと10万台差になった「世界のトヨタ」。 車自体の好き嫌いは別としても、「トヨタ式(THE TOYOTA WAY)」として知られる、同社の「ものづくり」の方法や、ざまざまなBusiness practiceは世界中に大きな影響を与えている。 「カイゼン(改善)」という言葉も、もはや世界語となった。

<p/> 212 (写真は本文とまったく関係ありません。久々にectoというソフトで記事を書いたら、行間がつまり過ぎて読みづらかったのでスペーサーとして入れています)。

<p/> 今回の「Nスペ」は、そのトヨタがグローバル展開を進めていく中、トヨタ式のミーム(トヨタ式のDNA)を、どのように伝えていくかに焦点を絞り、2つのストーリーを軸に話が展開する。

<p/>テキサス州サンアントニオでは、「ものづくり」の経験がない現地のマイノリティーを雇用し、これまで進出を果たしていなかった最後の牙城、「ピックアップトラック」の製造をもくろむストーリーが展開する。 現地マイノリティーの雇用は、かつて米国で起こった「日本車叩き」を改善しての試作だろう。

<p/>もう1つのストーリーは、タイにあるトレーナーを教えるための研修施設のストーリー。 トヨタ式のミームを伝えるトレーナーの役割を、日本人抜きの、現地人トレーナーが1人立ちするまでの様子を追った。

<p/>tokyo@night

<p/>「ものづくりの心」を教えるためにレゴを活用したり、昇進するたびに新しい帽子をもらえる制度を用意していたりと、話の節々に「トヨタ式」の工夫が見えるのもなかなかおもしろい。

<p/>ところで、「カイゼン」と言う言葉を聞くと、1つ思い浮かべずにはいられないものがある。 マウスの発明者としても有名なダグラス・エンゲルバート博士がつくった「Bootstrap Alliance」だ。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年11月29日 | Permalink

フランスの古道具展は30日が最終日

nobilog2のサイドバーでも紹介しているK & CLASSIQUEsRudi KANAIさんが、一時帰国し、フランスの蚤の市で買い集めた古道具を展示、即売している。

K & CLASSIQUEs@karf

今回は滞在が長いようで、3つのイベントに参加予定。
その第1弾が目黒通りの「karf」で開催中の「フランス古道具展」だ。

 ちなみにkarfが水曜日定休日なので、この記事の掲載後で、見れるのは最終日の30日(木)だけ。

 古道具が好きな人は、ぜひ、多少、無理をしてでも足を運んでみて下さい。

K & CLASSIQUEs@karf

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年11月29日 | Permalink