立体版ドット・アニメーション

最近、YouTubeネタがつづくが、Engadgetで見つけた動画が涼しくていい感じだったので、
執筆エンジンを回転させるために1本(...ブログの記事を書きます)。


[via BMWCCA, via 本家Engadget, Engadget Japanese]


これを見て、真っ先に思い出したのは、「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望 2004」で、オーディエンス賞として一票投じさせてもらった笹口数さんの作品。

Googleイメージ検索:笹口数

動いてこそはいないが、(いやだからこそ)あれはあれで素晴らしかった。
いくつか、この角度が好き、というポイントがあって、何度も作品を見に足を運んだのを思い出す。

それにしても、こういうおもしろい動画が日々、追加されていることに改めて驚かされる。

さらに、今やこうした動画はパソコンだけでなく、ケータイでも見られるのだからさらに凄い。

7月11日発売のiPhoneはもちろんだが、
それを待たないでも、他社のスマートフォンや、NTTドコモ製のP904i以降の端末でも見られる。
気がつけば、日本のケータイ電話も一気に動画が花盛りだ。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月08日 | Permalink

YouTubeでタッチパネル携帯の比較を楽しむ

* UPDATE: 
* 本文で紹介しているSH906iですが、実際はもう少しサクサク動くみたいですね。 
* 「raurublock on Hatena」さんが、原因の推察とともに、新規に動画を撮ってきて
* 披露してくれています: SH906i のもっさり感
* 私も特定の機種を悪く言うつもりはないのですが、YouTubeの動画比較で、
* スペックシートではわからないUIの操作感などがわかるようになったこと(だから、これからは
* 日本のメーカーは、ますますソフト開発に力を入れていかなければならない、
* ということを訴えたかったわけです)。
* YouTubeのケータイ動画は、ぜひ、その機種のベストなコンディションを引き出せる人にも
* どんどん投稿して欲しいですね


仕事に集中できず、Webをみていたら「河田勉の日記」に1ヶ月前に掲載された、こちらの記事に出会った。

河田勉の日記:なるほどYouTubeはこう使うのか

YouTubeのSH906iの動画とiPhoneの動画を比較しているのだが、これを見て私もすっかりハマってしまった。
YouTubeを検索してみると、日本を含め世界中のいろいろな携帯電話の操作感がわかる動画が見つかる。
(本当は、こうやって見つけた動画のブックマークを、iPhoneと共有したいところだけれど、実はiPhoneは、YouTubeのお気に入りは同期できないー>というかYouTubeはログインせずに見る形になる)。

こうして見つけた動画を比較してみると、
ただタッチパネルとモーションセンサーを採用しているからといって、決して使いやすいとは限らないこと。
「写真をフリックする」といった操作にしても、製品によってつくり込みの質の部分がぜんぜん違うことがよくわかる(もしかしたら、アップルが持っている特許にひっかかるのを避けて、こうしているのかもしれない)。
またiPhoneが、ただ動きが滑らかなだけでなく、
パソコン用OSを搭載しているにも関わらず、動作速度が速いこともよくわかる。

他のケータイの動きがぎこちないのは、
フレームレート不足やCPU不足などいろいろな原因がありそうだ。

こちらはNTTドコモのFOMA SH906i:


iPhoneの動きは、ぜひこちらでチェックして欲しい「iPhoneガイドツアー日本語版

でも、もっと短い動画がいいという人には、こちらの古いCMもお勧め。





投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月05日 | Permalink

Où est mon iPhone in Tokyo?

P1160731.JPG




iPhone is a BIG NEWS in Japan



So who said iPhone would be a big flop in Japan because Japanese phones are so advanced?

Well, it is true that Japanese phones have some advanced features but it doesn't necessarily mean they've been used everyday.



Some features are so hard to use and some are even hard to find.

They are not like iPhones; 80% of iPhone owners use more than 10 features.



Read this nice piece of article by Lisa Katayama on Wired:

In Japan, Cellphones Have Become Too Complex to Use






How many would they sell?



In Japan, the biggest question nowadays is how many iPhones will be sold in Japan this year?

My honest guess is: I don't know.

Everyone around me is making a bet but I seriously have no ideas if it would stop at the 10,000 Apple fan boys or extend to 100,000 or maybe even more.



No one knows how important the "One-Seg" TV features found on most Japanese phones are.

I don't need it.



No one knows how important the e-wallet features found on most Japanese phones are.



I, personally can't live without the wallet feature of my phone. I use it to ride on trains, taxis, buses. I also use it to pay at cafe, restaurants, massage place and convenience stores. I get points/discount with it, etc. etc. I wouldn't go back home to get my real wallet, if I noticed that I've left it at home. But I will run back home, if I left my cell phone because of this wallet feature.

But it is also true that there are many people who haven't discovered the benefit of this wallet feature.



So I honestly don't know how broad the iPhones will be accepted; every analyst is saying a different thing but they aren't based on any convincing data, after all, they are all hunch.






NOT ENOUGH iPhones



One things, I can say for sure is this:



There will be not enough iPhones in Japan for a while.



I found it so cynical when I read American IT news say "there will be ample supply of iPhone 3Gs" because here in Japan, it is not.

Maybe, Apple wasn't sure how successful iPhone will be in Japan and put a limit on shipping volume.

It is said that Masayoshi Son asked all Softbank mobile stores to cancel any pre-orders BECAUSE there will NOT BE ENOUGH iPhones for a while.

There will be much less iPhones 3Gs than the pre-orders made at those stores which were taking pre-orders.

If Apple could fill the demand and Japanese news paper can write 10,000 iPhones sold in one day or something like that; iPhones could attract more people.

Because many Japanese follow what the neighbors do ;-)

But that won't happen :-(






feature rich ≠ easy to use



Another thing I can be sure of is, as more and more Japanese see iPhone in action, the demand can go much higher.

This YouTube video of one of the iPhone copy-cat phone can be a good explanation:





投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月04日 | Permalink

iPhone発売前の高揚感をあおる動画活用メソッド

Apple Store San Francisco
今から約1年前、米国版iPhoneの誕生にあわせて、もう1つ生まれたものがある。
商品発売前に、用意した動画を流すことで、
同じ動画で商品説明、取り扱い説明そして製品プロモーションという3つの効果を同時に引き出すというメソッドだ。

これはどこかのトレンド系連載で書いた記憶がある。

ascii.jpの「マイクロトレンド」かと思ったが載っていないので、MacPeopleでの最後の連載「トレンド・プレビュー」の方だったかもしれない。

米国ではGoogle社を始め、多くのIT企業がEトレーニングの一環として動画製作に力を入れ始めている。
その一方で、対消費者向けにも、新しい製品の使い方を動画で紹介する「Demogirl」やら難しいコンセプトを平易な言葉で紹介する「〜〜 in plain English」シリーズでお馴染みのCommonCraftなどが注目を集めるようになってはいた。
だが、これらはいずれも商品説明か、取り扱い説明動画のいずれかに落ち着いていた。

これに対して衝撃的だったのが、初代iPhoneのビデオガイドだ。

初代iPhoneの発売の時も1〜2週間前までは、わからないことだらけだった。
しかし、ある時、ビデオガイドが掲載され、急にパっと雲の間から光がさしてきたように、状況がわかりはじめた。

アップルはその後も、ほぼ毎日のようにiPhoneのactivation方法を紹介するビデオなど、短めのビデオをこまめに出し続け、その都度、少しずつ細部が明らかになっていった(このやや渇望感を残した状態で、タイミングよく繰り出すやり方がなんともウマい)。

この動画の活用は、
「百聞は一見にしかず」で文章よりも理解が早い、という点でも画期的なのだが、
それ以上に、購買希望者の関心を引きつけ続け、
しかも、買うつもりがなかった人まで欲しくさせてしまうような宣伝効果も高い。

そう、教育ツールであると同時に、最強の販促ツールでもあったのだ。
(パソコンを持っていない人まで欲しくならないかって?心配はいらない。
 この動画はパソコンでしか見られないのだから)。

さて、前の記事でも紹介した通り、アップル社が発売を来週に控え、ついにiPhone 3Gについても「Guided Tour」の動画を公開した。

iPhone初心者向けの「A Guided Tour」(画面上の方)に加え、既に初代iPhoneを知っている人向けの「See What's New」(画面下の方)もあるので、見逃さないで欲しい。

実はこれらの動画ではiPhoneの製品としての概略は教えてくれるが、皆が一番、気にしている販売方法の実態ついてはあまり触れていない。「iPhone 3Gのアクティベーション」といった動画も今のところ掲載されていない。
 このため、多くのユーザーは7/11がどんな日になるのか、まったく想像がつかず不安がっているが、ついにそのヒントとなるものが現れた。
 なんとat&t社が用意した動画だ。
 なんとアップルに習って、at&t社までもが、動画メッセージの配信を始めたのだ。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年07月03日 | Permalink