駆け足て見た「伊藤豊雄:新しいリアル」

Happy Holidays!Ho Ho Ho!

Happy Holidays!


と、書きつつ、まだまだ仕事が残っていて、あまりゆっくりブログをしている暇がないので、先日の「みんなの会」同様、やや殴り書き、自分宛のメモのつもりで書くのでご容赦ください(毎度のこと!?)

オペラシティー・アートギャラリーで昨日までの開催していた「伊藤豊雄:新しいリアル」。
ギリギリもギリギリ、初台の駅についたのは午後6時近く。オペラシティーの広場ではパブリックな音楽会が開かれていて、かなりの人だかり。
「見たいな」と思いつつも「新しいリアル!」と自分に言い聞かせて、一路、屋外のエスカレーターで3階へ。
すると、「外の音楽会なんてまったく関係なし」といった感じで、ギャラリーの前にも長い行列ができていました。

ただ、先日、マイミクのチバさんにチケットをもらっていたので、列に並ばずいきなり展覧会場に(ラッキー!>ありがとうございます。土曜日、バタバタしていて連絡せずにスミマセン。実家に行っていました)。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月25日 | Permalink

非同期書き置き型コミュニケーション

[updated 12/24: 13:57: 相手によってもコミュニケーションの仕方が変わる。その視点が抜けていたので、最後に追加しました]

先日、「ドリオ」の記事を書いたところ、mixiの同じ記事にコメントがついた
「ん〜少なくとも私の周りでは、仕事中にメッセンジャーは厳禁です。」

これを聞いて、頭の中に浮かんだのは大学時代の懐かしい後継。
大学のMacがズラっと並んだラボには入り口に張り紙があり、こう書かれていた:
「Broadcast禁止」

「Broadcast」とは、ドイツのカールスルーエ大学のJoachim Lindenberg氏が1988年に開発したシェアウェア(25ドル)。

Braodcast21icon
最終版はBroadcast 2.1

間違いなく、Macのシェアウェア史に残る1本に数えることができるソフトだ。
プリンタードライバーを選択する「セレクター」というソフトで、このソフトのアイコンを選ぶ。
するとネットワーク上の他のBroadcastユーザーの一覧が表示されるので、名前を入れ、メッセージをいれる。
送信ボタンを押すと、相手のMacで「プルルルル」と音がして、こんな感じで、メッセージが表示される(どなたかより鮮明な画像提供を!)
Broadcast

Img_000386_1
[画像提供:マミタン:メッセージを残しているのは「明日のジョー」ともちょっとだけ縁がある。力石(ちからいし)君。「欲しい方」が「ほいしかた」になっているのが彼っぽい(解説:マミタン)]


 極めて単純なプッシュ型のコミュニケーション。でも社内LANが整備されている環境では、極めて便利で、学校で職場であっという間に広まっていく。
 私も愛用期間が長かった。Mac OS Xの時代になってもクラシック環境を使って使うことができ、iChatが発表される前年くらいまでは、WWDCの広大なスペースで友人と連絡を取るのに使っていた。
 Macintouchには、PowerPC Macでは、Mac OS X v 10.4.1でも利用できるという報告も届いている

 ただ、中毒性が高く、これを使って授業中や仕事中にもオシャベリをする人が増えてしまうため、私の学校のラボでも禁止されていたし、某Mac雑誌の編集部でも一時、自粛が求められていた。

 Broadcastでは、相手にメッセージを返信するのは簡単だが、新たに送るには、一度、セレクターを起動して、相手を選び直さなければならない。
 このため、一度、メッセージが送られてくると、なんとなくくだらない内容でも、とりあえず返事をしておいて話のキャッチボールを続けてしまう。これも同ソフトの中毒性を高める一因だったのかもしれない。





投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月23日 | Permalink

第2回 みんなの会

[last updated:12/23, 13:02ー>12:25/3:18:本の画像をアップデート!]
どうしよう?
うれしさが悲鳴をあげて、文章がつくれない。

この1年を通してこの1週間(=今週)ほどアドレナリンを放出しまくった週はない。
連日、飲み会があったけれど、そのどれもが素晴らし過ぎだ。

でも、その素晴らしい飲み会の中でも、今晩行われた会はあまりにも凄過ぎて、
その内容を記録せずにはいられない。
なんていう名前の会にしようか迷ったけれど、結局、まとまらず「みんなの会」と呼んでいる。
今回が2.5回目の開催だ(第1回目はZugaさんがいなかったので0.5カウント)。

飲み会の内容を、ブログに書いてシェアするなんて、無粋だと思うけれど、
とりあえず(asakart以外、みんなの了承をもらえたので、書いちゃいます)

やはり、じっくりと話し合うには5人くらいがちょうどいいということで、この人数でやっています。
参加者はThink the Earthの上田さん、Living with Artのasakart、TomoVoxのhiratomoさん、未来派図画工作のZugaさんそして私。

本当はどういうものかを事細かに解説したいけれど、それをしたら軽く一冊は本ができてしまう。
それに今、この文章を書いている瞬間にも、あの素晴らしい話の内容が記憶から消し去られている。

だから、申し訳ないけれど、文章ではなく、今日の話に出てきた話の断片だけを羅列することにする。

会の参加者以外の方々でも、この世界観に感じ入るものがあれば、ぜひ、個々のキーワードやフレーズを検索して探してみてください。私の方で、可能なかぎりのリンクは加えました。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月23日 | Permalink

おサイフ携帯の本領発揮は3ヶ月後

関東の私鉄やバス会社が新たに発行するIC乗車券「PASMO(パスモ)」が来年2007年3月18日より運用開始となる。
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詳細はこちら[CNet Japan:私鉄・バス「パスモ」とJR東日本「スイカ」 カード1枚で相互利用

最初にこのニュースを聞いた時には、うれしい気持ち半分、「また新しいICカードか!?」という気持ちも半分だった。
でも、素晴らしいのは、このカードがJR東日本のが発行する「Suica(スイカ)」との相互運用ができること。
つまり、今あるおサイフ携帯で、ついにそのままJRの電車だけでなく、私鉄やバスにも乗れる。

私は取材のモチベーションが落ちないように、ほとんどの取材先に片道最大40分前後で行ける場所に住んでいる。
このため電車の路線などの選択肢も多いのだが、おサイフ携帯のau W41CAを使い始めてからは、私鉄とJRが選べる場合、数分送れてもSUICAが使えるJRを選ぶようになっていた。JRの構内だと、ついつい雑誌や飲み物もSUICAで変える買えるのも大きな理由だ(ついでにホームが広いし、電車が人を詰め込み過ぎの私鉄ほどは混まないことも)。

パスネットやバス共通カードも買ってはいるが、
「使う時にない」、「あったと思ったら使用済み」、「残金いくらだか解読不能」、「衣替え後にポケットから」
と不満だらけだった。

これが来年からは携帯1個で済むのかと思うと、かなりうれしい。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月22日 | Permalink

あれから10年...

  1. Mac
今日(正確には米国時間の20日)は、ちょうどあるできごとから10年目のアニバーサリーとなります。

今、来週のApple's Eyeの原稿を仕上げているのですが、日付を確認したところ、たまたま今日がその日だったと気がつきビックリして、背筋が伸びる思いをしています。



A Letter to Customers from Gil Amelio
December 20, 1996

Dear Apple customers:

The next chapter in Apple's history begins today.
As you may have already heard, today we acquired NeXT Software Inc. As a result, we are merging the businesses of Apple and NeXT into one operation, owned and managed by Apple. This means that, in a moment, we move to the center of the industry's developments and debates. It means we greatly strengthen our Internet, Enterprise, and software propositions. And it means we complete our commitment to deliver a truly modern operating system to our customers.

It also means that our co-founder Steven P. Jobs, will rejoin Apple, reporting to me. I know I speak for everyone at Apple in welcoming Steve home.

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投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年12月21日 | Permalink