ビル・ゲイツのトイレはマウスとキーボードで流す!?
*リンク先のblog記事が消えていたので、ちょっと中身を更新しました*
**復活したので、さらに更新しました**
急ぎ系の仕事がやっと一段落、このスキにblogに書きたかったことをちょこっと書いておこう。
先日の「みずほ証券による株の誤注文事件」についてだ。
私の好きなblog、Life is Beautiful」で、この問題を「ビル・ゲイツの家のトイレは流そうとすると「本当に流しますか?」と警告してくる」というウィットの利いたタイトルで取り上げていた。
このエントリーのタイトルはそれのパロディーである...
さて、あのような事件が起きると、私がまず思い出すのが「誰のためのデザイン?」に代表されるドン・ノーマンの書籍だ。
ノーマンはかつて「ヒューマンエラー」が原因とされていたスリーマイル島の原発事故を政府派遣団として調査し、人に責任をなすりつけるのは簡単だが、そもそものデザインにも問題があったことを指摘する。
例えば似たようなスイッチがズラーっと並んでいるスイッチボックスがあったとしよう。人は緊急時にそれらを正しく操作できるだろうか?
あなたは例えば残業で会社から1番最後まで居残ったとき、帰りにどのスイッチがどの電気を消すのかがわからずスイッチを押しまくったことがないだろうか。
そういった経験があれば、その電気スイッチは「デザイン皆無」のスイッチである可能性が高い。
押す感触のあるスイッチはまだいい。これがデジタルになってくると、ものごとは余計複雑だ。
昔、カセットテープレコーダーからMDに切り替えたとき、「録音しているつもりで録音できていないこと」がよくあった。カセットテープレコーダーなら、くるくる回るテープが「ただ今、録音中」であることを一目瞭然に示していたが、私が買った初期のMDは中の円盤が隠れていて、録音中はLCDに「REC」の文字が表示されるだけだった。
**復活したので、さらに更新しました**
急ぎ系の仕事がやっと一段落、このスキにblogに書きたかったことをちょこっと書いておこう。
先日の「みずほ証券による株の誤注文事件」についてだ。
私の好きなblog、Life is Beautiful」で、この問題を「ビル・ゲイツの家のトイレは流そうとすると「本当に流しますか?」と警告してくる」というウィットの利いたタイトルで取り上げていた。
このエントリーのタイトルはそれのパロディーである...
さて、あのような事件が起きると、私がまず思い出すのが「誰のためのデザイン?」に代表されるドン・ノーマンの書籍だ。
ノーマンはかつて「ヒューマンエラー」が原因とされていたスリーマイル島の原発事故を政府派遣団として調査し、人に責任をなすりつけるのは簡単だが、そもそものデザインにも問題があったことを指摘する。
例えば似たようなスイッチがズラーっと並んでいるスイッチボックスがあったとしよう。人は緊急時にそれらを正しく操作できるだろうか?
あなたは例えば残業で会社から1番最後まで居残ったとき、帰りにどのスイッチがどの電気を消すのかがわからずスイッチを押しまくったことがないだろうか。
そういった経験があれば、その電気スイッチは「デザイン皆無」のスイッチである可能性が高い。
押す感触のあるスイッチはまだいい。これがデジタルになってくると、ものごとは余計複雑だ。
昔、カセットテープレコーダーからMDに切り替えたとき、「録音しているつもりで録音できていないこと」がよくあった。カセットテープレコーダーなら、くるくる回るテープが「ただ今、録音中」であることを一目瞭然に示していたが、私が買った初期のMDは中の円盤が隠れていて、録音中はLCDに「REC」の文字が表示されるだけだった。