iPhoneでしばらくの間、ヒーローになる方法!?

[UPDATE:すみません。最初、OLD CAMERAとTOY CAMERAというアプリケーションを混同していました。OLD CAMERAは白黒写真、TOY CAMERAはロモ風写真が撮れるアプリです。
Old Camera
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美味しいネタなので、短いけれど書きます。
iPhoneのApp Storeで、またしても1人、注目すべき日本人開発者がデビューをしました。
Takayuki Fukatsuさんです。

なんと、一挙に5アプリ同時リリースでのデビューなのですが、実はちょっとした事故があって、iTunes側のデータベースがちゃんと更新されなかったのか、iTunesやiPhone上のApp Storeで検索をしても、見つかりません(昨日の時点では、「Random Pose Viewer」のみ、執筆時点では「Random Pose Viewer」と「ToyCamera」のみ)が表示されています。

私は運良く、開発段階から製品をテストさせてもらっていたのですが、
特にお気に入りなのが「LiquidPics」と「ToyCamera」の2つ。

人に見せたときに圧倒的に受けがいいのが「LiquidPics」で、
先日、YouTubeに動画があがって以来、そこかしこで話題になっています。


昨日のリリース後に人に見せたところ、みんな喉から手が出るほど欲しがっていて
App Storeでちゃんと買えないことを心の底から悔しがっていました。
(先週、今週は1時間単位で予定が入っているので、1日あたりものすごく大勢の人とあっています。今日は午後3時まで、先週の火曜日以来、久々の2時間近い休憩時間。その貴重な時間をブログ更新に使ってしまった...汗)

ところで、このLiquidPics、検索ができないために、iPhoneでの直接購入はできませんが、
iTunes経由であれば、製品ページへの直接リンクを辿って購入することができます。

photo.jpg
LiquidPics
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これがどういうことかというと、iTunesのデータベースの修復が遅れている間は、
LiquidPicsが、まだあまり人に知られていない、自慢できるアプリケーションという状態を維持できる、ということでもあります(もっとも、トップアプリケーションにランクインしてしまうと、その時点で他の人も買えるようになってしまいますが)。

まあ、細かい理屈は抜きにして、パーティーでもウケること間違いなしのLiquidPics、iPhoneのグラフィック性能がどれだけすごいかを確認する意味でも、入手されてはいかがでしょう?

ちなみに個人的には、Toy Caemraもすごく気に入っていて、以下の写真(「続きを読む」以下)はすべてToy Cameraで撮ったものです。

Toy Camera
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投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年10月22日 | Permalink

Mac史上、もっともバリエーション豊かなラインアップ?

  1. Mac
MacZoo in Kansaiで講演を終え、東京に向かう新幹線の中から。
今日の講演、新機種に触れないわけにも行かず、冒頭、5分ほどで昨日の発表のまとめを行った。
アップル社のWebページではなかなか総覧ができないので、
昨日の発表で一新されたアップル社のノート型全ラインアップをスライドにまとめてみるとこんな感じになる。

Macbook004009
(よくスライドを見返したら、製品名をいれているスライドがなかったので、価格で許してください)

エントリーモデル(MacBookホワイト)と最上位モデル(17インチMacBook Pro)、そしてMacBook Airは旧来通りの外観で、間に挟まれたMacBookとMacBook Proだけが、iMacに似たガラス液晶とガラス製のマルチタッチ・トラックパッドを採用するという、なんともチグハグの構成だ。

かつて、たくさんあった製品ラインを、iBookとPowerBookの2モデルだけに「シンプル化」したのと同じ会社の戦略だとは思えない。

同じ時期に発売されている製品でも、モデルによって操作インターフェース(トラックパッド)も、ディスプレイアダプタ(mini DVI、miniDisplayPort、DVI)も異なるのだ。


投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年10月15日 | Permalink

明日は大阪、来週は東京で講演をします

*更新:DEMOsa Westの開催日が間違っていました。正しくは25日の土曜日です*

ブログに書くネタがたくさんあるときに限って、書く時間がなく更新できない。
そして告知系の記事ばかりが増えてしまう、というのが残念なお決まりパターン...

先月、25日の日経BP【オープンモバイルコネクションズ2008】、27日のDEMOsa以来、しばらくお休みしていましたが、今月も明日からまた講演活動が始まります。

まずは、明日から大阪で開催されるMacZooのオープンング講演です。

photo.jpg

ちなみに、今回のMac Zooの会場は「新梅田シティ」
前から関西空港に行く時、いつも電車から見えて気になっているビル、
一度、行ってみたいと思っていたビルがあったのですが、
なんと、まさにそのビルでした。
(「ザ・シークレット」は読んでないけれど)やはり、引き寄せの法則は本当にあるのかもしれませんね(と、控えめに書いていますが、絶対にあると思います。私も今の仕事のおかげで、いしかわじゅんさんから深澤直人さんからドン・ノーマン、ダグラス・エンゲルバートまで、ぜひ1度会いたいと思っている人の半分くらいには現実に会えました。実感しているだけに本を読む必要性を感じない)。

さてイベントの詳細はこちら:

MacZoo '08 in KANSAI:【 M11 】iPhoneは人々の暮らし、社会、ビジネスをどう変えていくのか

先月の【オープンモバイルコネクションズ2008】では、普段2時間ほどで話す内容を20分で、そしてDEMOsaは会の主旨そのものがそうだから仕方がないのですが、30枚のスライドを10分でプレゼンすると、あわただしかったですが、明日はたっぷりと1時間半、iPhoneをとりまく状況の最新情報をお話できると思います。iPhoneが大きなビジネスチャンスだと認識されている方はもちろんですが「iPhone失速?」、「iPhoneって失敗だったのでは?」と思われていた方こそ、ぜひ来ていただければと思います。
 講演の後半はiPhone企業導入のシナリオをいくつか紹介させていただきます。

 今晩、例の発表(「The spotlight turns to notebooks」)があるので、
冒頭で少しだけそちらの内容も盛り込もうと思っています。

なお、本当はMac Zooの2日目も見たかったのですが、突然、15日の夕方に東京で用事ができたため、講演直後の新幹線で帰らなければならなくなりました。近畿エリアの方で、お話がある方は、ぜひ講演の前に捕まえてください。

ちなみに来週は東京で2つ、3つ講演があります(3つめは、この期に及んで詳細を確認中)。

1つめはExcellent Communication Summit 2008、もう1つはマーケティング研究協会主催のビジネス系セミナーです。

共に日程は24日(金)、日付がどうにも動かせず、かぶってしまいましたが、内容はぜんぜん違います。

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年10月14日 | Permalink

Googleで、できること:70Kgでも渋谷で空を飛べました

渋谷で空を飛ぶ。渋谷で空を飛ぶ。
風船の力で空を飛ぶーー子供の頃、何度か夢には見たけれど、
どこかで現実にはかなわないだろうとあきらめていた夢が、今日になって突然、かなった。

「Googleで、できること」キャンペーンの一環で、「渋谷で空を飛ぶ。」というイベント。

会場で携帯電話を使ってGoogle検索した人に整理券を配り風船で数分間、空を飛んでもらおうという内容(人数が多過ぎた場合は抽選)。
場所は渋谷のタワーレコードの横で、明日(10/4)から始まる。
山手線や埼京線や成田エクスプレスからも渋谷ー原宿間で大量の風船が見えるはずだ(渋谷ハチ公のある交差点側)。

google.jp/dekiru
のページに書いてあるその日のキーワードで検索する度に、風船の数が増えていく。
今日の朝の時点で、風船の数は約2500個で体重50Kgまで飛べる状態ということだった。

私は最近、すっかり太って、かなり70Kgに近くになってしまっているので、最初はあきらめていた。
でも、「それでも、ぜひ!」と言われたので試してみたところ、ちゃんと数メートルの高さまで飛ぶことができた。

どうやら多少、体重オーバーしていても、上にあがらないわけではなく、
とりあえず、サポートの人に持ち上げてもらうと、上にあがることはあがるようだ。
(ただし、落ちてくるスピードが速い(苦笑)ということみたい...)。

ちなみに両手で掴んだ風船2500個の手綱の感触にビックリ。
さすがに2500個もあると、引っ張る力が強い、強い!

イベント会場では、間違って飛んでいってしまわないように、風船をネットで覆っているのだけれど、
ちょっとだけ「あのネットがなければ...」と思ってしまった。
広い野原で、あの風船を持って月面飛行よろしくスキップしてみたいところ。

イベントは12日までで、
平日:12:30 14:30 16:30 17:30 18:30
土曜・日曜:11:30 13:00 14:00 15:30 16:30 17:30 18:30
30分前に受付開始。
整理券をもらう条件が携帯電話にGoogle.jp/dekiruで検索することなので、携帯電話は忘れないように!
結構、楽しいので機会があればぜひ試してみて欲しい!

ちなみにこのイベントにあわせて山手線ジャックも始まっているようで、
これまではGoogle利用率の低い町、池袋でしか展開してなかった広告が、渋谷でも展開するようです。




投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年10月03日 | Permalink

理想からの発想 vs 問題点からの発想

英語版blog、"nobilog returns"に書いたので、こちらにも。

nobilog returns: self-checkout cashier au japon

先日、ちょっと感動した大崎ゲートシティーのRELUCK。
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ここ、なんとお客さんが自己申告清算してEdyで支払える、という画期的なシステムを導入しているのだ。

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Edyをインストールしたおサイフケータイをカードリーダーに置いたら、
買ってきた商品のバーコードをを自分でスキャン。
合計金額を確認してOKボタンを押すと、清算完了。

あとは自分で商品を袋詰めにして(あるいは、もっとエコに持っている自分の鞄に入れて)
レシートを取って立ち去る。

この企画を、この日本で通した人達も、こういうサービスを受け入れている大崎ゲートシティーも
本当に先進的だしスゴいと思う。

これこそ我々が求めるべき「理想の未来」なんじゃないかと思う。



投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2008年10月01日 | Permalink