FON、まもなく国内始動!?

さきほどDigital Bear、minamiさんの「B-log Cabin TP」にあるこちらの記事を読みながら、そこにあった「FON」へのリンクをなんとなく辿り、「日本語」というメニューがあったので、それをなんとなくクリックしてみると、今日付けの「FON Japan が始まる!」という記事が目に飛び込んできました。
ぜんぜん、状況を追っていなかったんですが、いよいよなんですね。

最初にこのサービスのことを聞いた時はオープンソースベンチャーの「Sputnik」を思い出しました。
関連記事:Internet Watch:世界規模のワイヤレスISPをオープンソースで目指すSputnik

同時に、期待一杯のSputnikプロジェクトが中止した記憶もよみがえり、大丈夫かなと心配になりました。
関連記事:米Sputnikが無線LANプロバイダー計画を中止〜ビジネスモデルを変更

Mobile Internet Serviceの「街角無線LAN」やライブドアワイヤレスもそうですが、
広域無線LANサービスの構想は、これまでにも何度か浮上しては、実現しないまま消えていきました。


シリコンバレーやマンハッタンで、公園や通りの真ん中でパブリックの無線LANを使う気持ちよさを体験してしまった身としては、あれと同じように、いつでもどこでもWifiにつながる快適さをついつい夢見てしまいます。

日比谷公園とか皇居周辺、というのは難しいかもしれないけれど、それでも街中で好きなカフェで無線LANができるだけでもありがたいかも。
いや、実はそれ以上に期待しているのがヨーロッパ。フランスにしても、イタリアにしても、イギリスにしても、無線LANサービスの料金設定が話にならないほど高い(普段はNTT CommunicationのHotspotのアカウントを使ってローミングしています。Hotspotは、ローミングパートナーが多いのがうれしい)。
いくらホテル代を安く抑えたつもりでも、実はインターネット接続で、1日当たり軽く+30ユーロくらいいってしまう。
FONが広まれば、このヨーロッパでの通信事情が劇的に改善されるのではないかと期待しています。

日本でFONが、本格的に広がったらBelkinのWi-Fi Phoneを買って、第3の携帯電話替わりとして使いたいところ。

P.S.FONのblogってスペイン語仕様なんですね。Trackbackを打ったところ「... de nobi」と表示される。
Eso me da la impression de que yo devo escribir algo en español. iFuerza a FON!

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年10月16日 | Permalink