0.000005%の発見

地球の表面積は509,950,000平方キロメートル(5億995万平方キロメートル)。
陸地はその3分の1とはいえ、総面積は148,890,000平方キロメートル(1億4889万平方キロメートル)と、やはり我々人間にとっては広大だ。

パっと衛星写真を見せられても、それがどこだかわかる確率は極めて低そうだ。

ニューヨークや東京、ロンドン、パリと行った大都市ならわかる人も多いだろう。
グランドキャニオンやフィヨルドらの特殊な地形でも、知っている人は多いかもしれない。
だが、何の特長もないただの住宅地だったら、わかる人の数は極端に減るだろう。

今、Google Earthの記事を書いている関係でGoogle Earth公式ホームページを眺めていた。
眺めているうちにトップにある5つのサンプル画像が気になってきた。
地球上のさまざまな場所の断片図なのだが、右から2番目の住宅街上空の写真をみて、どこだかわかってしまいちょっと感動している。

Google Earthの定規機能を使ってみると、写っているのはわずか30平方キロメートルほどの範囲で、
30/509,950,000で、地球上のわずか0.000005%の範囲。

それだけにわかった時の感慨もひとしおだ。
もっとも、わかったのには理由があって、たまたま自分が大学時代に住んでいた場所のすぐ近くだったからなのだけれど...(とはいっても、あまり行ったことがないエリア)。
この発見のおかげで、他の4つの図にもがぜん興味がわいてしまった。
左から2番目は簡単。多くの人がサムネール状態ですぐにわかるだろう。
真ん中は地球全体が写っているので、問題にならない。

となると、問題は右端と左端....
さっそく、探してみようと思い立ったまではよかったが、
クリックしてみると画像ファイルのファイル名が思いっきり答えになっていた。

私は、唯一ファイル名がヒントになっていない「School.jpg」がどこであるかをつきとめたおかげで、この公式ホームページの全画像がどこの画像かわかってしまった。

さて、皆さんは5枚(というか、真ん中を除く4枚の画像)それぞれどこだかお分かりだろうか?
できれば、画像ファイルのファイル名を見ずに挑戦してみて下さい。

ちなみに、4番目の画像の場所、答えはここです:
「kotae.kmz」をダウンロード

上ですが、うまくダウンロードできない場合は、右クリック(Macではcontrol+クリック)で、「リンク先のファイルをダウンロード」してみて下さい

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2006年11月27日 | Permalink