フィッシング詐欺に対して何ができるか?

今日も臆する様子もなく携帯に送られてくるフィッシング詐欺のメール。
こうしたメールの中には、かなり慎重そうなものもあるけれど、そうでないものもある。

なんか弱い人だけをつかまえるとますます手口が功名になりそうな危惧もあるけれど、
とりあえずこういう慎重でない人達からでもどんどん摘発していってもらわないと、母数がどんどん大きくなって状況が悪化する一方と言う気もする。

 ここからいたちごっこが始まって、「ここまで苦労しないとフィッシング詐欺ができない」、「そこまで苦労をし、リスクを負ってまでやるべきことか」と相手に思い悩ませることができれば、それはそれで効果があったといえるだろう。
ちなみに、今日送られてきた「このままでしたら、実家・職場などにも督促をかけます」とやや脅迫めいたメール。

メールに書かれていたURL(ちなみに全文受信はしていないけれどURLまで見れた)はパソコンからでも簡単にアクセス/確認ができ、ドメインの持ち主はWHOISでも簡単に検索できてしまった。

もしかしたら、これはドメイン販売会社の連絡先かも知れないが、相手はこれだけの犯罪に関わった人間なのだから、その点はドメイン販売会社にも個人情報を出し、捜査に協力して欲しいところだ。もっとも、こういうのってちゃんと警察に言って捜査してつかまえてくれるのか、むしろそちらの方が気になる。

早く報告しないと、ドメインを変えるなどして逃げちゃいそうな気もするけれど、今は仕事が貯まっているし、明日は早朝から出張だし、時間を取られることは避けたい。

そんな忙しい現代人(!?)にも、簡単にできる迷惑メール撲滅のための何かってあるのだろうか?
あるならぜひどんどん協力していきたい

P.S.それにしても今日送られてきたメールの主、なんだかドメイン名もi-modeを文字ったような奴だし、昔はサイバースクワッター?これってVodafoneユーザーのどれくらいの人に送られたメールなんだろう...私はNTTドコモの携帯アドレスしか人に知らせていないので、このメールアドレスの入手先はVodafone?それともランダムな文字列の組み合わせ?
そして、パソコンで、このドメインのルーとアドレス(http://ドメイン名/)にアクセスすると表示される「kira」って一体何?

そういえばフィッシングじゃないけれど、先週、私が深く関わっている雑誌のADさんの家族の元にもオレオレ詐欺の連絡があったようです。さらに昨晩、mixiを見ていたら、日本を代表するアルファギーク宅にもオレオレ詐欺...
 こちらの方もまだまだ流行しているようですが、今年はポリオと一緒に、こうしたことの行為者も撲滅させる1年にできたらいいですよね(あとは、権利を横流しで儲けるといううまい汁に浸かりきった人達?)

投稿者名 Nobuyuki Hayashi 林信行 投稿日時 2005年01月20日 | Permalink